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第884回 9月例会ご案内

 9月は「近江湖北の庭園と文化財」と題して、旧妙覚院汲月亭と福田寺を予定していましたが、いずれも先方のご都合で不可能になりましたので、以下のごとく変更となりました。


日時  平成18年9月3日 第1日曜日
     午前8時半 集合出発 晴雨共
集合   JR京都駅 八条口 貸切バス乗り場(新幹線側)
解散  JR米原駅に午後4時半頃、京都駅には6時半頃の予定
講師  齊藤忠一先生
見学  関が原付近の庭園と文化財
     ○上平寺館跡 京極氏の居館跡 滋賀県坂田郡伊吹町上平寺(現在米原市)
     伊吹もぐさで有名な中山道柏原宿の北方約5km、伊吹山南山麓の高台、越前街道を眼下に望む位置にあり、居館跡に庭園が残されている。庭園の中央付近の「虎石」と呼ばれる巨石が起立する様は圧巻。請うご期待。
     上平寺館跡見学に先立ち、伊吹山文化資料館で調査を担当した高橋順之氏の解説を受けた跡、上平寺館跡へ移動する。
     ○桑原邸 戦国の面影を伝える武家屋敷 岐阜県養老郡上石津町大字一之瀬
     中山道関が原宿から伊勢への脇街道を南下すること約6km、牧田川にかかる一之瀬橋を渡り、山手に入れば門前で、平成元年以来の訪問である。濠と石垣をめぐらせ、茅葺の長屋門と両脇の土塀、豪壮な門構えに圧倒される。
     建築は享保19年(1734)に主屋が建てられ、その後増改築がたびたびあり、寛政12年(1800)西側南北(庭園側)に客室4室が増築された。主要建物は宅地・構築物も含めて、重要文化財に指定されている。
     庭園 元文・寛保(1736〜43)の作庭(重森三玲先生談)といわれていたが、寛政12年の増築時に今の姿になった。山畔を利用し、上下二段に分け、下段は左右に滝を組み、二つの滝との間に出島を、その手前に中島を造り橋を架ける。南部に庭に突き出して茶室があり、露地も造られている。回遊もできる池泉庭園となっている。 
会費  例会費 並びに 昼食費(いぶき定食+1品 1370円)    4000円也
     臨時参加は          1,000円増
     バス代             3,000円也
    (大学院生までは、学生証の提示により例会費+臨時会費合計6500円とします)
申込  会場、食事などの手配がありますので、8/26(土曜)午後8時までに、ハガキまたはFAXで申し込んで下さい。早めにお願いします。自家用車での参加、臨時参加、それぞれ明記してください。臨時参加は必ず氏名を記して下さい。