第918回 7月例会ご案内
日時 平成21年7月5日 第1日曜日 午前9時集合・出発 晴雨共
集合 JR京都駅 観光バス乗場(新幹線側)
講師 日向進先生 京都工芸繊維大学教授
解散 JR京都駅 午後5時ごろ
見学 ◎比叡山延暦寺 東塔・西塔の文化財
東塔
・根本中堂 江戸初期 国宝 寛永11年の再建だが、天台密教初期の本堂の形式をそのまま伝えている。三方に回廊(重文)を廻らした大伽藍。本堂正面の中庭の竹台に?篠<いんしょう>・聚篠<しゅうしょう>と呼ぶ篠竹が植えてある。
・戒壇院 江戸初期 重文 裳階付宝形造。旧構をよく伝える。
・大講堂 江戸初期 重文 昭和31年焼失した後、現在の建物は、比叡山下・坂本にあった讃仏堂(東照宮の本地堂)を昭和38年に移築再興された。
西塔
・転法輪堂(釈迦堂) 南北朝 重文 もと園城寺の金堂であったが、文禄4年に豊臣秀吉がここに移築した。山内で最も古い木造建造物。
・法華堂と常行堂 桃山時代 重文 外観のみ見学。同じ形の二堂が渡り廊下でつながっており、俗に「弁慶のにない堂」と呼ばれている。
◎延暦寺迎賓館 たばこ王・村井吉兵衛が東京永田町の山王台に近代建築の粋を集めて創建した山王御殿で、大正5年(1916)に建立された。京都の円山公園の長楽館も村井吉兵衛が建てている。
昭和3年(1928)京都での昭和天皇の即位式に際し、外国の大使や公使・高官などの迎賓館にあてるため購入、延暦寺会館の南側に移築した大正時代を代表する書院建築。設計は当代の建築界の大御所、京都大学名誉教授・武田五一博士による。
◎国宝殿 重文の薬師如来などの仏像や貴重な資料を拝見する。
会費 例会費ならびに昼食費 5000円
臨時参加は 1000円増
バス代 3000円 (大学院生までは、学生証の提示により会費合計より500円引とします)
昼食 比叡山峰道レストランにて、「弁慶」(1575円。会費含)で昼食。
申込 6月29日(月曜)午後8時までに、ハガキまたはFAXにて申し込んでください。
自家用車での参加、臨時参加者の氏名もお知らせください。
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