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第921回 10月例会ご案内

日時  平成21年10月4日 第1日曜日 午前9時45分集合・出発 晴雨共   
集合  大徳寺勅使門前 京都市北区紫野大徳寺町
講師  池田俊彦先生 福井工業大学 助教授
     齋藤忠一氏 京都林泉協会副会長
解散  正午前、真珠庵にて解散。
見学  大徳寺山内の庭園と文化財
    ◎大徳寺塔頭・  御所市五百家
      本山方丈の北側に位置する。大徳寺第48世一休宗純禅師の庵室のあとで永享年間(1429〜40)に創建されたが応仁の乱で焼失し、延徳3年(1491)禅師の篤信者、堺の豪商尾和宗臨居士によって再興された。
     ・方丈  江戸初期  重文
      現在の建物は寛永15年(1638)に再建されたもので、南面して建つ。桁行7間、梁行6間、単層入母屋造で桧皮葺、玄関が付属する。南に広縁、側面と背面に縁を設ける。室中の奥に仏間が張り出し、一休禅師の坐像を安置する。各部屋の襖も重文に指定されている。
     ・通僊院  桃山  重文
      方丈の奥にあり、渡り廊下で接続されている。単層入母屋、コケラ葺の瀟洒な書院。正親町天皇の女御の化粧殿を天正11年(1583)に移築された建築。二間には相阿弥筆の「水墨四季山水図」襖八面と床貼付壁二面がある。
     ・茶室「庭玉軒」  江戸初期  重文
      通僊院書院の東にはりだした茶室で、金森宗和の好みと伝える。
     ・庫裏 江戸初期  重文
      慶長14年(1609)の建造。     
     ・庭園  室町  史跡・名勝
      方丈東庭七五三の庭は、延徳3年、祖渓宗臨和和尚再興のとき、連歌師宗長法師の作と推考。方丈南庭・東庭・通僊院と茶室・庭玉軒のあいだに庭がある。七五三の庭に続く方丈北側に、和泉式部の井戸と伝える「聖泉」と、珠光遺愛の手水鉢が立ち、よい雰囲気である。通僊院の庭は主として茶室「庭玉軒」の茶庭を兼ねている。
会費  例会費  4000円