|
第928回 5月例会ご案内
日時 平成22年5月2日 第1日曜日 午前9時50分集合・出発 晴雨共(時間厳守)
集合 妙心寺 南総門 京都市右京区花園妙心寺町
講師 日向進先生 京都工芸繊維大学教授
野村勘治氏 京都林泉協会副会長
解散 妙心寺塔頭 退蔵院にて、正午解散
見学 ◎退蔵院の庭園と文化財
退蔵院は三門の西側にある。応永11年(1404)、越前の豪族波多野出雲守重道が、妙心寺三世無因禅師を開山として建立したもので、もと千本松原にあったのを、永正〜大永年間(1504〜28)に現在地に移ったと伝える。
・方丈(本堂) 慶長7年(1602)移築 重文
桁行17m、梁行11m、一重、入母屋造、こけら葺、玄関付属。6室からなり、南面に広縁と濡れ縁、西側面にも広縁がある。上間奥室に附書院と床を構える。
・庭園 枯山水 江戸初期 名勝・史跡
方丈の南から西にかけての庭園。西中央に不動岩を配する築山があり、この右手に枯滝石組、下部が枯池となって鶴島、亀島を浮かべ、自然石による橋が架かる。池の周辺には多数の石が配されて、まことに巧みな手法による庭園。作者は絵画の狩野派発展の基礎を確立した狩野元信(1476〜1559)と伝えられている。
方丈からの見学です。お楽しみに!
・瓢鮎図(複製) 室町初期 本物は国宝
瓢鮎図(ひょうねんず)は、山水画の始祖といわれる如拙の作で、足利義持(1394〜1423・将軍)の命により心血をそそいで描き、現存せる彼の作品中唯一の傑作である。
※退蔵院にて解散しますが、ご希望があれば妙心寺山内を講師の先生方とご案内します。申込時にその旨をお知らせ下さい。拝観料などの諸費用は当日お知らせします。
会費 例会費 3000円
臨時参加は 500円増
(大学院生までは、学生証の提示により会費合計より500円引とします)
|
|
|
|