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第931回 8月例会ご案内
第13回夏期講座 平安時代の浄土庭園
昨年は「飛鳥〜奈良時代の庭園」と題しての講座でしたが、本年はその次の時代の平安時代に入り「平安時代の浄土庭園」をテーマに講座を開きます。午後は貸切バスで円成寺と浄瑠璃寺の庭園を見学します。
日時 平成22年8月1日 第一日曜日 晴雨共 午前10時開講 ※受付は9時半から
会場 奈良ロイヤルホテル 二階「鳳凰の間」 近鉄・新大宮駅から徒歩 約10分
奈良市法華寺町254 電話0742-34-1131
解散 近鉄奈良駅経由―JR奈良駅 午後4時半頃の予定
講師 小野健吉氏 奈良文化財研究所文化遺産部
見学 ◎忍辱山(にんにくせん) 円成寺 真言宗御室派 奈良市忍辱山町
・庭園 池泉舟遊式 平安時代末期(昭和51年に復原改修) 名勝
楼門前に広がる池泉で、中島二島に数個の岩島を有し、池形おおらかにして、
よく平安の様式を残している。
・楼門 応仁2年(1468) 本堂・文明4年(1472) 室町中期 重文
・白山堂・春日堂 両堂とも春日造 鎌倉時代初期 国宝
・宇賀神本殿 春日造であるが向拝を唐破風とする。 鎌倉時代 重文
・十三重石造層塔 塔身に顕教四仏の種子を平彫陰刻する。 平安時代 重文
◎小田原山 浄瑠璃寺 真言律宗 京都府相楽郡加茂町大字西小
・庭園 池泉舟遊兼回遊式 藤原時代(昭和51年に復原改修) 特別名勝史跡
九体阿弥陀堂の前池にして、浄土庭園の代表作。
・石灯籠 二基 三重塔下・鎌倉末期 本堂前・室町初期 重文
・本堂並びに九体阿弥陀仏坐像 藤原時代 国宝
・三重塔 京都市内から治承2年(1178)に当寺に移築。 藤原時代 国宝
会費 例会費・昼食費・バス代 6000円
臨時参加は 1000円増
(大学院生までは、学生証の提示により会費合計より500円引とします)
昼食 松花堂弁当(2000円 会費に含む)で昼食を取ります。
申込 7月26日(月曜)午後8時までに、FAXまたはハガキにて申し込んでください。
臨時参加者氏名は申込み時にお知らせ下さい。
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