第941回 6月例会ご案内
日時 平成23年6月5日(第一日曜) 晴雨共
集合 JR京都駅八条口(新幹線側)観光バスのりば 午前7時40分集合出発
JR茨木駅改札口前(改札一カ所)快速停車駅 午前8時25分集合
※集合後、バスまで移動しますので時間厳守願います。
解散 JR茨木駅を午後7時ごろ JR京都駅を午後7時40分ごろの予定
講師 西桂先生
見学 播州赤穂の庭園と文化財
◎赤穂上本丸跡庭園 池泉回遊式 江戸初期 国史跡・名勝
◎奥御殿跡庭園 池泉観賞式 江戸初期 国史跡・名勝
寛文元年(1661)に赤穂城が完成。この頃、本丸表御殿と奥御殿に池泉庭園が作られたと考えられている。昭和56年から発掘調査が行われ、同60年11月からは、復元整備が始まり、平成8年には本丸門が復元され、庭ともに往時の姿によみがえった。
◎赤穂城二の丸跡庭園(非公開) 国史跡・名勝
最近発掘、復原整備された。
◎赤穂市歴史博物館
赤穂城の復元模型や国指定重要有形民俗文化財の製塩用具、場内と城下町への千種川の水を供給し続けた旧上水道の水道管など、様々な資料が展示されている。
◎田淵氏 赤穂市御崎
延宝元年(1673)より「川口屋」と称して、塩田・塩問屋・塩廻船・大名貸を営み、延宝5年には藩の蔵元に任命され、この時田淵姓を名乗ることが許されている。文化・文政(1804〜1830)には最盛期を迎え、約106町歩の塩田を所有し、日本最大の塩田地主になっている。田淵家は代々茶の湯に造詣が深く、五代目当主政武(1712〜1796)が京の茶匠久田宗参(1750〜1800)に師事して茶席・茶庭を造り、数寄者等を招いて、たびたび茶会を催していた。寛政2年(1790)以降たびたび藩主(森家)を屋敷に招き、食事や茶など手厚いもてなしをしたとの記録が残されている。
◎田淵氏庭園 草庵式茶庭 江戸中期 国名勝 非公開
池泉観賞式庭園 江戸末期 国名勝 非公開
御崎山の傾斜を利用して、山際に茶亭を、平地に書院を配した構成となり、上段を設えた「御成ノ間」から、中腹の中潜付「春隠斎」、上部の二階建ての「明遠楼」までの、壮大な露地になっている。
◎赤穂市立「田淵記念館」 田淵家南隣
平成6年10月、田淵家の美術品・古文書類が赤穂市に寄贈され、それを展示保存する施設として、平成8年度に建設された。寄贈された美術品は日本画・書・茶道具・婚礼道具など多岐にわたっている。その中でも茶道具はその数も多く、大名物の丸屋文琳茶入れ、粉引茶碗・銘「玉兎」、呉須赤絵水指など、多数ある。
会費 例会費と昼食費 6000円
臨時参加は 500円増
バス代 40人参加で3000円
昼食 田淵家経営の「赤穂パークホテル」にて昼食(3650円・田淵家入園料を含む)をとります。
申込 5月28日(土曜)午後8時までに、電話またはFAXにて申し込んでください。
バス乗車が京都駅か茨木駅か、臨時参加者の氏名、自家用車での参加、それぞれ申込み時にお知らせください。
京都林泉協会事務局
〒 606-8325京都市左京区聖護院東町1番地
電話・ FAX 075―751―0905
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