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第942回 7月例会ご案内

日時  平成23年7月3日(第一日曜) 晴雨共
集合  JR京都駅八条口(新幹線側)観光バスのりば  午前7時20分集合出発 
第二集合  JR三ノ宮・阪急三宮・阪神三宮各駅前そごうデパート東方150mの阿波銀行前
     ※集合後、バスまで移動しますので時間厳守願います。
解散  三宮駅を午後7時20分ごろ JR京都駅を午後8時半ごろの予定
講師  西桂先生 
見学  阿波徳島の庭園と文化財
◎勝端城館跡  国指定史跡  徳島県板野郡藍住町勝端字東勝地
勝端城館跡庭園  枯山水  室町時代後期(戦国時代)  国指定史跡
     小規模な石庭ながら、龍安寺風の石庭がこの時代に造られていることが注目され、庭園史的に貴重なものである。当会では初めての見学です。お楽しみに。
◎童学寺  徳島県名西郡石井町石井城ノ内
童学寺庭園  池泉観賞式兼回遊式  江戸時代初期
     書院に面する庭園で、山畔を利用して多数の青石で石組をしている。下部は岩盤を穿ち、瓢箪型の池泉を設け、滝石組も見事である。石組は小粒であるが、背景の築山は緩やかな稜線を描き、軽快な感じのする庭園である。
◎阿波国分寺・阿波国分寺跡  県指定史跡  徳島市国府町矢野
阿波国分寺庭園  枯池回遊式  江戸時代末期(大改修)  国指定名勝
     書院に面する枯池式庭園と瑠璃殿の四周に豪華な石組を配した枯山水庭園からなっている。今日、作庭に関する文献を保存していないため、本堂の再建時に、庭園の一部を破壊して建てたとする桃山時代作庭説と、本堂再建後の江戸時代末期に作庭されたとする説などがあった。本庭の石組や庭園構成は、他に類をみない力強く豪華な石組であり、このような迫力に満ちた稀に見る傑出した石組などから、三好氏など、この地を支配した豪族などの館が存在した桃山時代の作庭ではないか、との説が有力であった。平成18年度から5ヵ年をかけて実施された「名勝阿波国分寺庭園保存整備検討委員会」での調査結果、後者の本堂再建後の江戸時代末期に大改修された庭園であることがわかってきた(以上は西先生の文を参考にしました)。
会費   例会費と昼食費     5000円
     臨時参加は         500円増
     バス代    37人乗車で4000円
昼食  石井町の「山のせ」にて「たらいうどんと天ぷら、寿司のセット」(1575円)をとります。
申込  6月28日(火曜)午後7時までに、電話またはFAXにて申し込んでください。
      バス乗車が京都駅か三宮駅か、臨時参加者の氏名、自家用車での参加、それぞれ申込み時にお知らせください。        


     京都林泉協会事務局 
     〒 606-8325京都市左京区聖護院東町1番地
     電話・ FAX 075―751―0905