第949回 2月例会御案内
日時 平成24年2月5日・第1日曜・晴雨共・午前8時20分・集合・出発
時間厳守願います。
集合 JR京都駅・八条口(新幹線側)・観光バス乗場
第2集合 天龍浜名湖鉄道・東都築(ひがしつづき)駅前・午前11時20分出
発。第2集合への方は、申し込み時にその旨明記して下さい。
解散 天龍浜名湖鉄道・三ヶ日駅前・午後4時30分頃
京都駅前・午後7時50分頃の予定
講師 野村勘治氏 京都林泉協会副会長
見学 静岡県湖西市と浜松市三ヶ日町の庭園と文化財
◎本興寺 静岡県湖西市鷲津
創建の年代は明らかでないがもと真言宗に属し、鷲津薬師堂と称していた。永徳3年(1383)越後本成寺の日陣上人の教化によって法華宗に、又寺号を常霊山本興寺と改め、住僧の日乗上人を開山とした名刹である。
・本堂 室町時代末期・天文21年(1552)修復 重文
・大書院 江戸時代末期・文政10年(1827) 県指定文
谷文晁の四季山水障壁画と襖絵が15面、雅楽助岸良の双竜争珠の図などがある。
・奥書院 江戸時代初期・延宝2年(1674)移築 県指定文
総門と同時に三州吉田城(現豊橋)内より移築したもので、静岡県内では数少ない江戸初期書院建築の遺構という。
・庭園 池泉観賞式 江戸時代末期
大書院の西庭。池中に鶴亀両島を石組し、蓬莱様式を示し、右手に出島を設け、三島一連式となっている。 滝は枯滝組で、滝の左手に三尊石組と須弥山石組をする。
◎大福寺 静岡県浜松市北区三ヶ日町福長
山号瑠璃山、古義真言宗高野派。貞観17年(875)、幡教寺の名で鳳来山に創建され、勅願所となったのが起りで土御門天皇(在位1195〜1210)の時、「大福寺」の勅額を賜わり、現在地に移った。宝永4年(1707)建立の本堂をはじめ、大師堂・六角堂・護摩堂などが建ち並び、古刹にふさわしく寺観も整っている。
・宝物館「聚古館」
普賢十羅刹女像(重美)・金銅装笈(重美)・瑠璃山年録残編(重文)など、平安時代から江戸初期までの寺宝が多数展示されている。
・庭園 池泉回遊式 江戸時代初期
客殿の西庭で、山田宗偏作庭の伝承がある。西部の山畔を大築山に見立てて多数の石組をする。客殿近く 北からと南から出島があり、北の出島は豪快な石組で本庭の見どころの一つでもある。近年整備され、手入れも良く美しい。
◎摩訶耶寺 静岡県浜松市北区三ヶ日町摩訶耶
大乗山と号する古義真言宗高野派の寺。神亀3年(726)聖武天皇の勅願所として、行基が創建したと伝える古刹。阿弥陀如来坐像(県文)不動明王立像(重文)・千手観音立像(重文)の3躯の仏像は宝蔵におさめられている。
・庭園池泉観賞式 江戸時代初期
江戸期の旧基壇から観賞するようになっている。池中に豪快に石組された中島が1島あり、中島の対岸に3つの築山が野筋を美しく見せて展開する。中島は鶴島で、築山に向ってゆったりと遊泳しているように見える。手入れも良く美しい庭園である。
会費 例会費並びに昼食費 40人参加で 5,000円也
臨時参加は 1,000円増
バス代 40人参加で 3,600円也
昼食 ホテルリステル浜名湖にてバイキング(1,200円・含会費)で昼食
申込 バス・昼食の手配がありますので、1月30日(月)午後7時迄に
FAX又電話で申し込んで下さい。自家用車での参加、臨時参加
者氏名、其々明記して下さい。
天龍浜名湖鉄道・東都築駅集合の方は必ずその旨を明記して
下さい。
京都林泉協会事務局
〒 606-8325京都市左京区聖護院東町1番地
電話・ FAX 075―751―0905
例会当日の緊急連絡 090−5891−5628 佐藤昭夫迄
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