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第956回 9月例会御案内

日 時    平成24年9月2日・第1日曜・晴雨共・午前8時15分・出発
         
集 合     JR京都駅八条口(新幹線側)・観光バス乗場・時間厳守願います
第二集合   奈良県庁前・午前9時30分・出発・近鉄奈良駅・東方約300m・北側
               
解 散     奈良県庁前・午後6時頃・京都駅7時20分頃の予定
   
見 学     三重県伊賀市の庭園と文化財 
◎ 中之瀬磨崖仏  中尊鎌倉時代後期・中尊の高さ約2m40p・花崗岩。伊賀市寺田中之瀬。服部川の北岸にある。道を圧するような岸壁に、阿弥陀三尊立像が彫られている。
◎ 新大仏寺  伊賀市富永 五宝山と号する真言宗智山派の寺院。東大寺復興の重任についた俊乗坊重源は、自らの名を南無阿弥陀仏と称していた。東大寺再興大勧進職となり、東大寺・高野山・摂津渡辺・播磨・周防・伊賀などに七別所を建立した。新大仏寺はその伊賀別所で、建仁2年(1202)頃の創立と推定されている。
・ 大仏殿   江戸時代中期  市文化財。 延享5年(1748)に上棟された。
・ 木造毘盧遮那仏坐像  頭部は鎌倉時代初期  重文  石造台座上に安置する。寄木造、像高405p。頭部のみ俊乗上人堂に安置されていたものを、京仏師祐慶が仏身を造り、延享5年上棟の大仏殿へ同年秋に入仏している。
・ 石造台座  鎌倉時代初期  重文  直径約5m、高さ1.1m、凝灰岩製。側面をめぐって玉取の獅子、馬を引く童子や、牡丹などの文様を半肉彫する。宋風であることから、宋人・尹行末の作と伝える。
・ 俊乗坊重源坐像  鎌倉時代初期  重文  寄木造、彩色、玉眼、像高82p。 
・ 僧形坐像  鎌倉時代初期 重文 寄木造、もと彩色、像高57.5p。
・ 板彫五輪塔  鎌倉時代初期 重文 杉板製五輪塔形 高さ57.5p。
・ 水晶五輪塔形舎利塔  鎌倉時代  重文  高さ6.7p、厨子内安置。
・ 庭園  枯山水  江戸時代中期  本坊書院の北庭。現在は樹木で蔽われてているが、江戸中期の再建時には、庭向うの高台の大仏殿が見えたと思われる。大仏殿荘厳のための庭園と考えられる。
◎ 仏土寺  伊賀市東高倉  真言宗豊山派の寺。開創年代は不明だが、古くは伊賀八大寺中随一の大寺で、寺領500石を有して栄えたという。
・ 木造阿弥陀如来坐像  平安時代末期  重文  本堂の本尊。寄木造、像高132p。
・ 石造多宝塔2基  鎌倉時代 重美 総高・東塔550p、西塔470p、花崗岩製。本堂前に、東西に並ぶようにして建つ。初重軸部に、東塔は金剛界四仏の種子を刻む。西塔は正面に多宝・釈迦の種子を並べた法華経の所説による造塔。
◎ 岩根の磨崖仏  伊賀市大内花之木 花之木小学校のすぐ西の山かげにある。菅原大辺神社に属している。 鎌倉時代後期  県文  幅約8m、奥行き7m、高さ3mの花崗岩の大岩塊が露出し、向かって右から釈迦・弥陀・地蔵の3躯の等身の立像が厚肉彫してある。各像とも蓮座上に立つ。左方岩面に、上方隅切で縦長に彫りくぼめ、五輪塔が半肉彫されている。   

会 費      例会費並びに昼食費        5,000円也
            臨時参加は           1,000円増
         バス代・38名参加で         3,500円

昼 食     新大仏寺さんの書院にて幕の内弁当(1,500円・含会費)

申 込     8月29日(水)午後7時迄に、電話(携帯電話も可)又はFAXにて申し込んでください。京都駅乗車奈良県庁前かをお知らせください。又、自家用車での参加、臨時参加は御氏名を、其々明記して下さい。

※電話で申込みの方へ、留守番電話設定の時は、ピーという音の後で、用件をお話しください。佐藤は28日は1日留守しますので、留守電設定にします。       
              

     京都林泉協会事務局 
     〒 606-8325京都市左京区聖護院東町1番地
     電話・ FAX 075―751―0905
     例会当日の緊急連絡 090−5891−5628 佐藤昭夫迄