index
   
   


第959回 12月例会御案内

日 時    平成24年12月2日・第1日曜・晴雨共・午前8時20分集合・出発
         
集 合    JR京都駅・八条口(新幹線側) 観光バス乗場
第2集合   JR米原駅・西口駅前・午前10時・集合・出発

解 散     JR米原駅・午後5時頃・京都駅6時50分頃の予定

講師      野村勘治氏 京都林泉協会副会長    

見 学     滋賀県米原市の文化財と庭園 
◎ 徳源院   米原市山東町清滝    霊通山清滝寺徳源院と称し、天台宗比叡山延暦寺派に属している。弘安9年(1286)佐々木京極氏の初代氏信の開基で、菩提寺。 
徳源院宝篋印塔群  国指定史跡  佐々木京極氏初代氏信から、四国丸亀城主で終わる5百有余年間の、京極家代々の墓地。
徳源院庭園  枯山水と池泉鑑賞式(涸)  江戸初期 県指定名勝
墓地上段横の山畔部を大胆に取り込み、下部を池泉とする。左奥に壮大な滝を組み、滝手前の左右から対称的に出島を組む。その出島は鶴亀。
◎ 醒井宿  米原市醒井  醒井宿は居醒(いざめ)の清水を源流とする地蔵川の清流が往還と並行して流れ、湧き水に潤された特色ある宿駅である。    
◎ 総寧寺   曹洞宗  米原市近江町寺倉   永徳3年(1383)、近江の守護であった佐々木氏の開基。 承応2年(1653)新庄氏が旦那となって再興したと伝える。   
総寧寺庭園  枯山水  江戸時代初期  全体に杉苔が覆い、大変美しい。奥部山畔の集団石組による須弥山石組は秀逸である。   
◎西円寺   黄檗宗  米原市西円寺  文和元年(1352)国人領主今井氏4代遠俊が、仁空を招請して開山とし、菩提所とした。正保年間(1644〜48)彦根藩士光山玄明らによって再興。黄檗禅僧隠元の法系、桂崖和尚を迎えて再興開山とした。
西円寺庭園  池泉鑑賞式(涸) 江戸時代初期  彦根井伊家の家臣で青岸寺庭園を作庭した香取氏の弟子が作庭したと伝える。庭園の左手の丘に稲荷明神を祀る祠が江戸時代に造られた際に、庭園も造られたという。  
◎来照寺   浄土真宗本願寺派  米原市近江町高溝   天文元年(1532)の草創。了念の開基で、慶安3年(1650)4月に蓮如・聖徳太子・七高僧の三絵図を本願寺より拝領し、同派の末寺になったと伝える。
来照寺庭園  枯山水  江戸時代末期  県指定名勝  寛政7年(1795)、書院を建てた時、西方浄土の庭として造ったと伝える。庭園は書院の北庭。
◎青岸寺  曹洞宗  米原市米原町米原  南北朝の初期、佐々木京極氏(道誉)の開基とされ、初め米泉寺と称したという。慶安3年(1650)、彦根藩主井伊直澄の命により、大雲寺の要津禅師入山して復興。この時曹洞宗に改宗した。     
青岸寺庭園  枯山水  江戸時代初期  国指定名勝  3世興欣和尚と親交のあった彦根藩士香取某の作庭。全体を補陀落山とし、中島は鶴亀兼用の蓬莱山となっている。築山上の三尊は来迎的な組み方である。不動智尊とする大石の左が枯滝となる
 

会 費       例会費並びに昼食費       5,000円也
            臨時参加は           1,000円増
          バス代・35人参加費        3,500円也

昼食     「醒井水の宿駅」にて、居醒御膳(1500円・会費に含む)。

申 込     11月26日(月)午後7時迄に、電話又はFAXにて申し込んでください。
           京都乗車・米原乗車を明記して下さい。

      
  

     京都林泉協会事務局 
       〒 606-8325京都市左京区聖護院東町1番地
     電話・ FAX 075―751―0905
     佐藤昭夫携帯(例会当日の緊急連絡も) 090−5891−5628