第961回 2月例会御案内
日 時 平成25年2月3日・第1日曜日・晴雨共・午前8時・集合・出発
集 合 JR京都駅・八条口(新幹線側)観光バス乗場
第二集合 JR茨木駅・改札口前・8時55分・集合
※集合後、バスまで移動しますので、時間厳守願います。
解 散 JR茨木駅経由京都駅・茨木駅午後5時・京都駅6時頃の予定
講 師 日向 進先生
見 学 泉南の文化財
◎孝恩寺 貝塚市木積
境内の国宝の観音堂は「木積釘無堂」で知られる。浄土宗に属する。
・観音堂 鎌倉時代後期 国宝 正面側面共五間、前二間は外陣で、後部三間は内陣。中世に流行した密教本堂の五間堂。大仏様と禅宗様が混入する。
・阿弥陀如来坐像 平安時代 重文 観音堂の本尊で木造に漆箔を施す。
・十一面観音立像(伝観音菩薩)・十一面観音立像(伝勢至菩薩)。両仏像は本尊阿弥陀如来の脇侍で、共に木造で漆箔、古色を付ける。共に平安時代。 重文。
◎慈眼院 泉佐野市日根野
日根野神社の脇にあり、もと日根野神社の神宮寺であった。
・金堂 鎌倉時代中期・文永8年(1271)建立 重文 毘沙門堂・一願薬師堂ともいう。正面側面共に三間、平面は正方形であるが屋根は寄棟造。
・多宝塔 鎌倉時代中期・文永8年建立 国宝 三間多宝塔。内部は多宝塔には珍しく須弥壇があり、金剛界の大日如来(府指定)が安置されている。
見学する2月3日の節分には、金堂と多宝塔の扉が開かれ、内部を拝見できる。
◎日根野神社 慈眼院に接して鎮座する。社伝によると神武天皇が東征の際創建したと伝える古社で、延喜式内社に列する。祭神は鵜草葺不合尊・玉依姫命。社殿はのち兵火にかかり荒廃したのを、慶長5年(1600)豊臣秀頼が吉田半左衛門に命じて社殿を再建した。
◎水間寺(水間観音) 貝塚市水間
籠谷山と号する天台宗の寺。天平16年(744)、聖武天皇の命により、僧行基が開創したと伝える古刹である。寛永2年(1625)岸和田城主松平康重が再建したが天明年間(1781〜89)に焼失、文政10年(1827)時の岸和田城主岡部長慎が本堂を造営、その後諸堂宇を再建して今日にいたっている。
会 費 例会費並びに昼食費 5,000円也
臨時参加は 1,000円増
バス代 3,500円也
昼 食 エアポートプリンスホテルにて松花堂弁当(1,848円)の昼食。
申 込 1月30日(水)午後7時迄に、FAX又は電話で申し込んでください。
申込みの際、京都乗車か茨木乗車かお知らせください。
※ 留守番電話の時は、「ピーッ」と鳴ったら、お名前と用件をお話し下さい。
佐藤の携帯電話への申込みもできます。
京都林泉協会事務局
〒 606-8325京都市左京区聖護院東町1番地
電話・ FAX 075―751―0905
佐藤昭夫携帯(例会当日の緊急連絡も) 090−5891−5628
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