Kyoto Rinsen Kyokai
京都林泉協会
京都林泉協会は昭和7(1932)年6月に造園家・庭園史研究家の重森三玲氏らを中心として創立された、歴史ある日本庭園の研究団体です。
原則として隔月の第一日曜日を例会日とし、例会では、関西圏の庭園を中心に、建築・石造品・仏像など、関連する文化財を講師の解説を受けながら見学します。また1〜2年に一度、関西以遠にも見学先を拡げ1〜2泊の特別歴覧会を行っています。
会報『林泉』は、例会の詳細記録を掲載し会員相互の研究発表・研鑚の場となっています。
「林泉(りんせん)」の語は古く雄略朝に初見され、天平勝宝三年に庭のことを林泉と称しています。日本庭園の正しい呼称でしかも古い語です。江戸時代に発行された『都林泉名勝図会』が有名です。
本会名の林泉もこれに因んでいます。