林泉協会会員各位
京都林泉協会 第1038回 9月例会ご案内(往復バス利用)
~兵庫県丹波の重森三玲庭園をめぐる・
『住之江の庭』修復ワークショップを学びます~
講師 京都林泉協会副会⻑ 齋藤忠一氏
住之江の庭復元ワークショップ解説
小山雅充氏(植雅造園) 森田一氏(森田庭園)
日時 令和5年9月3日(日) 8時30分集合・出発・晴雨共
集合 JR尼崎駅南口バスターミナル
改札を出て南口のエスカレーターを降りるとバスターミナルがあります。
・直接お車で行かれる方は申込み時にお知らせください。
解散 JR尼崎駅 18時頃予定
昼食 ささやま玉水にて丹波満載御膳(2,200円)
・昼食には一皿お蕎麦がつきます。蕎麦アレルギーの方は申込み時にお知らせください。
見学 住吉神社(住之江の庭)
兵庫県丹波篠山市・復元ワークショップの解説
正覚寺(龍珠の庭) 兵庫県丹波篠山市
石像寺(四神相応の庭) 兵庫県丹波市
会費 7,000円 (臨時会員は500円増し)
申し込み:ホームページからの申し込み→「例会のご案内」
氏名と携帯番号、臨時参加の方はその旨を添えてお申し込みください。
詳細は郵送による例会案内書をご覧ください。
こちらはQRコードからでも申し込みできます。
ご不明な点は、「お問合せ」のページをご利用可能です。
締め切り 8月20日(日)
問い合わせ、当日の緊急連絡は 担当 安達まで
見学等の詳細
○住吉神社(兵庫県丹波篠山市川原字木ノ下)
~修復ワークショップの解説を受けます。
ワークショップ事業の目的は重森三玲作庭の「住之江の庭」を地域住民と一般参加者が共に修復することで、地域の観光拠点として蘇らせ、その修復の取り組みを通じて「住之江の庭」を守り伝える人材を育成することである。
「住之江の庭」 重森三玲氏作庭
社務所北側にある庭は住吉大社にちなんで海神の表現として設計されている。同時に神社の庭であることから天津磐座、磐境の構成にも注意をはらっている。石組は七五三式で、蓮茉神仙の庭である。
「鎌倉式八角石燈籠」 川勝政太郎氏設計
「四角型(西の屋型)石燈籠」 〃
石燈籠は作庭以前に奉納されたもの。

○正覚寺庭園(兵庫県丹波篠山市般若寺)
「龍珠庭」 重森三玲氏作庭
「蓮珠庵」 中村昌生氏設計の茶室
昭和45年に以前からあった池泉庭園を改造して、重森三玲が造った池泉観賞式庭園がある。天龍寺や金閣寺などの庭園と同じ竜門爆形式の滝石組を使っている。
黄河上流にあり、登竜門という言葉が生まれた竜門の滝になぞらえたものであり、「龍珠庭」と名付けている。
その一角に、昭和57年、中村昌生氏の設計監督により 新築された茶室「蓮珠庵」がある。

○石像寺(兵庫県丹波市市島町中竹田)
「石像寺磐座」
石像寺の裏山に高さ十数メートルの巨岩いくつかが
一石群をなし屹立して、天を摩すような姿は
神秘的であり、実に雄壮である。
「句碑の庭」 重森三玲氏作庭
「四神相応の庭」 重森三玲氏作庭
庭を東西南北に区分けし、各方位を守護する青龍・白虎・朱雀・玄武の四神を石組で表している。各部の石組や砂利は四神を反映し、それぞれに異なる色の素材を使用している。
緑泥片岩で伏せる青龍を表し、地面には青砂を使用。阿波産の白い石英石を白虎に見立て、白川砂を敷き詰めた。翼を大きく拡げた朱雀は鞍馬の赤石で表し、砂地は鞍馬砂。丹波産の黒石を使った亀石組は玄武を表し、黒の砂利は越前産である。

集合場所地図

第 1033 回12月例会( 令和4年)は無事終了しました。
第 1034 回1月例会・総会( 令和5年)は無事終了しました。
第 1035 回3月例会( 令和5年)は無事終了しました。
第 1036 回5月例会( 令和5年)は無事終了しました。
第 1037 回7月例会( 令和5年)は無事終了しました。