お知らせ

林泉協会会員各位

下記の「令和8年の年会費納入のお願い」の年会費を誤って表示していました。申し訳ありません。正しくは5000円です。お間違いないようお願いいたします。

栄光寺「竜門庭」修復整備のご報告

重森三玲作庭「竜門庭」は、作庭から60年以上が経ち、傷みが進んでいたため、京都林泉協会の監修のもと、大規模な修復整備を実施しました。
今回の整備により、竜門庭は重森三玲氏の意匠がより鮮明に感じられる姿へとよみがえりました。詳細な作業内容や写真は、以下のページで覧いただけます。

👉 [竜門庭 修復整備報告はこちら]


第1057回11月歴覧会 ご案内

~山梨県の庭園を巡る2泊3日の旅~

四方を山に囲まれた甲府盆地に位置する、禅林の庭を主に見学します。
京都とは一味違う、野武士然とした趣の庭に出会えます。多くのご参加をお待ちしています。

開催日:11月21日(土)~11月23日(祝・月) 
集合 :JR静岡駅 12時(正午)集合・出発 … 昼食は集合前に済ませてお越しください。
解散 :JR静岡駅 18時頃の予定
講師 :京都林泉協会会長 野村勘治先生

参加費 :7~8万円 → 参加人数確定後、追って正確な金額と振込先をお知らせします。


・集合から解散まで全行程貸し切りバスで移動します。(集合地のバス乗車場所は追って知らせます。)
・2泊とも、宿泊は男女別で4名前後の相部屋となります。
・25名先着で受け付けます。(最少催行人数15名)
・参加費用は7~8万円の予定。 申し込み締め切り後、追って確定の金額をお知らせします。
 費用振込により正式に参加申受理といたします。(参加費振込後のキャンセルはご遠慮ください)
・バス車内では先生の解説もありますので、最寄の方以外はできるだけバスにご乗車ください。

《予定の見学地》
  参加者には追って詳しい行程と参加費用をお知らせします。

1日目
JR静岡駅 正午集合・出発→(妙善寺?)・東光寺→宿・甲府湯村温泉「柳屋」泊
2日目
(永安寺?)・浄居寺・恵林寺・三光寺→宿・石和温泉「かげつ」泊
3日目
栖雲寺・大善寺・→楽寿園(静岡県三島市)→《JR三島駅》→ JR静岡駅 18時頃解散予定
 ※ 当初予定していた「向嶽寺」は都合により見学不可。  また、?印の見学地は変更になる可能性あり。


申し込み
 締め切り:10月18日(月)
 ホームページから、もしくは担当の鈴木まで
  担当の連絡先は郵送の歴覧会案内をご覧ください。
 林泉協会ホームページからの申し込みは→例会のご案内より
 問合せは、林泉協会ホームページ→お問合せより
※申し込み後3日たっても申し込みの返信がない場合、また不明な点は鈴木までお問合せください。

山梨県の庭園

 四方を山に囲まれた甲府盆地の寺院の大半は山麓にあり、名園は寺院にある。その源は禅林で鎌倉時代の建長寺開山蘭渓道隆の東光寺庭園と夢窓疎石の恵林寺庭園は共に背後の山を山号とし、庭の主山とした。
室町時代には涸沢を龍門瀑に見立てた禅の野外道場栖雲寺庭園があり、江戸時時代には六義園を造った
柳沢氏は恵林寺庭園を池泉回遊式庭園に改造した。墓と一体の遥拝拝の庭は妙善寺と永安寺庭園。
他の宗派も各々の世界を庭に反映した。伽藍と重なる大善寺庭園は宛ら密教の参詣曼荼羅図。浄土真宗の三光寺庭園の流れには浄土へと渡る舟が浮かぶ。山梨県の名刹は盆地の北に多い。南の山越しに富士を望む為だが、富士山の借景庭園は無く、山と無縁の庭も無い。

〇東光寺庭園(甲府市)
 保安2年(1121)に開創の興国時、建長寺開山の中国僧蘭渓道隆が弘長2年(1263)に当寺に入山し持参の
薬師如来に因み寺号を法蓋山東光寺と改めた。明治の廃仏毀釈や大戦の戦禍で諸堂を失う。寺伝では道隆の約3年の滞在中の作庭という。庭は方丈の北にあり緩傾斜の築山に石を組み、方丈に沿う長い池を穿つ池泉鑑賞式庭園。多量の石による石組みは中国式と言える。築山を低く押さえ山号の法蓋山庭の主山とする。築山から始まる流れの途中に立つ石は瀑布の見立てで、右脇に鯉魚石を添え、黄河中流の龍門瀑とし、中段の小池に注ぐ。小池の左にも小滝を組み、その上に蓬莱石が立つ。下の滝は瀬落ちの多段式。枯れ流れは右側にもあり、東側から見ると並行する石組みの大らかな流れが右から左へと緩やかに下る。池に浮かぶ船石は宝船であり、禅では黄河に浮かぶ馬もロバも載る碧巌録の鉄船でもある。

〇恵林寺庭園(甲州市)
 牧の荘の領主二階堂貞藤は、元徳2年(1330)夢窓疎石に館を献じ臨済乾徳山恵林寺が開創された。
当初の庭は館の庭の改造と思われる。その後武田氏の後援で興隆したが、織田信長の兵火で焼失し徳川氏や柳沢氏の援助のより復興。庭が池泉回遊式庭園になるのは柳沢吉保の墓をここに改葬した享保9年(1724)頃と思われる。3つの石で富士山型に須弥山石組は西芳寺の手法に似る。渡廊から見る流れ周辺の石組みは北宋山水画の趣きが深い。明治38年(1805)堂宇の大半を焼失。焼失前を描く境内図は方丈の位置は客殿だが、滝や石組みは渡廊に向く。境内図は左の築山を「乾徳山」その右後ろにあった2つ重ねの築山を「笹山」と記す。乾徳山は恵林寺の北に聳える夢窓の修行の山で寺の山号。絵図の左右の築山の背後は針葉樹と竹林で間に隙間があり客殿からの主山は本物の乾徳山で左右の築山を前景としていたようだ。

〇栖雲寺庭園(甲州市)
 臨済宗建長寺派天目山栖雲寺は開山の業海本浄が中国・元の杭州宇天目山で修行し、帰国後の貞和4年
(1348)天目山に似た地形からこの地に開創。巨石がひしめく涸沢の土砂た石を取り除く引き算による庭で鯉魚石を見出し龍門瀑と見立てた野外道場の庭で、そのコンセプトは10年遡る夢窓疎石の西芳寺枯山水と同じ。

令和八年の年会費納入のお願い

この度京都林泉協会の口座が新しくなりました。
来期の会費は新口座に振り込みをお願いいたします。
年会費 5000円(以前に表示されたものは間違いです。申し訳ありません)
家族年会費 7000円 (家族1人と計2人分)
振り込みは2026年1月末日までにお願いいたします。
退会を希望される方は松山又は高山まで必ずお知らせください。
詳しくは例会案内をご覧ください。
ご不明な方はお問合せより、お尋ねください。



第 1033 回12月例会( 令和4年)は無事終了しました。
第 1034 回1月例会・総会( 令和5年)は無事終了しました。
第 1035 回3月例会( 令和5年)は無事終了しました。
第 1036 回5月例会( 令和5年)は無事終了しました。
第 1037 回7月例会( 令和5年)は無事終了しました。
第 1038 回9月例会( 令和5年)は無事終了しました。
第 1039回11月例会(歴覧会)は無事終了しました。
第 1040 回1月例会・総会( 令和6年)は無事終了しました。
第 1041 回3月例会( 令和6年)は無事終了しました。
第 1042回5月例会( 令和6年)は無事終了しました。
  時間の都合で、古川為三郎記念館は見学できず。
第 1043回7月例会( 令和6年)は無事終了しました。
第 1044回9月例会( 令和6年)は無事終了しました。
第 1045回11月例会(歴覧会)( 令和6年)は無事終了しました。
第 1046回1月例会・総会( 令和7年)は無事終了しました。
第 1047回3月例会( 令和7年)は無事終了しました。
第 1048回5月例会( 令和7年)は無事終了しました。
第 1049回7月例会( 令和7年)は無事終了しました。
第 1050回9月例会( 令和7年)は無事終了しました。
第 1051回11月歴覧会( 令和7年)は無事終了しました。
第 1052回1月例会 総会( 令和8年)は無事終了しました。
第 1053回3月例会( 令和8年)は無事終了しました。
第 1054回6月例会( 令和8年)は無事終了しました。
第 1055回7月例会( 令和8年)は無事終了しました。
第 1056回9月例会( 令和8年)は無事終了しました。
  (法金剛院→妙心寺東海本庵)